私が会いに行くことを続ける理由があります。知識やノウハウは本やYouTubeで得ることができます。でも、人との触れ合いやコミュニケーションはそれらでは代替できません。
もし、一人でも多くの人に「聖書の内容を伝えること」を最優先するのであれば、会いに行くよりもYouTubeなどに力を入れるのがいいのだと思います。(もちろん、これも頑張りたいです)
最近、自分のやっていることを振り返りながら、私が大切にしたいのは人との関わりであり、人の温もりだということを強く思うようになりました。このように考えるようになって、イエスさまは言葉で語る以上に人との触れ合いを大切にしていたように感じました。
会いに行く教会を始めた時に、あるIT会社の社長に会う機会がありました。これから先、多くの仕事がAIで代替することができるようになると思うけど、牧師のような人に接する仕事はその価値がさらに伸びていくと思う。そのように言ってもらったことを思い出しました。
人との関わりで感じることができる「愛」というものは、知識、モノや経験では代替できないのだと思います。最近、深夜の連絡や電話をもらう数が少しずつ増えています。このようなことからも、人は人との関わりを求めているのだと感じます。
イエスさまは生涯で全ての人と出会ったわけではありません。世界の中のごく一部の地域でのみ活動をされました。しかし、持てる時間の多くを人との関わりに費やしました。私もこうありたいなと思わされます。
愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。 愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。 神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。