牧仕ブログ

自己卑下と謙遜さの違い

日本では自分を低く見せることを美徳と考えることがあります。自分を下げて相手を立てることですこのように自分を低く見せ、自分は大したことない、劣ったものだと「自己卑下」をしてしまうこともあります。一方で「謙遜さ」というのは、それとは少し違います。

謙遜とは、
自分を低く見せたり
考えたりすることではなく、

自分のことを
ほとんど考えないことである。

謙遜とは、自分の中で自分の存在が小さくなっていくことです。謙遜とは、自分以外の誰かのために生きようとする時に現れる品性だとも言えます。自分のことをかえりみず、誰かのために生きる姿に謙遜さを見出します。

聖書を読むと、イエスさまの弟子たちは自分たちの内で誰が偉いのかと議論していました自分のことをいの一番に考えていました。謙遜さとは正反対の姿です。これは誰もが持っている心の一面でもあります。私も自分を満たしたいと願います。イエスさま自身の生き方や教え、また、誰かのために生きようとする姿は愛に満ちていました。そのような生き方を謙遜さだと言います。

謙遜というのは、願ったらなれるものではなく、誰かを愛して生きようとする時に身についていくものだと思います。

謙遜とは、
自分を小さく見せることではなく、
自分が小さくなっていくことです。

こんな生き方を目指していきたいと改めて思いました。