最近は10代の青年と会う機会が頻繁にあります。自分よりもはるかに若い世代の人たちと会いながら、未来を教えてもらっています。何を見て、何を考え、そして何をしているのだろうか。
ある高校生は、クリスチャンとの出会いを通して自分も人に寄り添える人になりたいと思ったと言っていました。中高生たちの悩みの一つは、自分のことを話しても大人は分かってくれないことだそうです。だ空こそ、自分が大人になったら中高生が対話できる場所を作ろうとしていました。
また、ある青年は学校で学ぶことではなく社会で仕事を作ることを目指していました。学校を辞め、経営者たちが集まる世界に行き始めました。逆に大人たちが彼からZ世代の価値観を教わっていました。
「未来は若者に教えてもらう」という名言を語っていたのは、台湾のIT大臣であるオードリータンです。また、株式会社メタップスの社長佐藤航陽さんも同じことを言っていました。
こんなことを書きながらも、若いとか年上とかで区切ってしまうこと自体がおかしいと思っています。誰に対しても一人の人として向き合うことをしたいです。それはさておき、若い世代に学べることがたくさんあります。
自分よりも若い世代に想いを馳せながら思うことがあります。彼らの未来を絶対に邪魔をしてはいけないということです。また、踏まれても踏まれても再び立ち上がって欲しいとも思いますが。
そして、自分の未来も謎の大人たちに邪魔されたくないと思いました。会いに行く教会を始めたのは20代の頃でした。一番最初にかけられた言葉は「あなたの味方になる人は一人もいない」でした。応援できないのはまだしも、否定をしてしまうのは残念です。絶対にこうはなるまいと思いました。
若者は経験が足りないから年長者が教えてあげようとする風潮があります。果たしてそこに発展があるのでしょうか。YouTube、TikTokなど新しいものがどんどん出てきます、いち早く楽しんでいるのは若者です。年長者が楽しみ方を教えてくれるわけではありません。自分よりも若い人から教わるべきことはもっとたくさんあるのです。
私が活動を始めた時に、「あなたなら大丈夫。何も心配していない。」と応援してくれた人が一人だけいました。その力は私にとって大きな力になりました。そして、今も会うたびに私の話を面白がって聞いてくれます。