牧仕ブログ

他人が幸せになることを喜べる自分でありたい

他人が幸せになっても

自分の幸せは減らない

と、ある方が言っていました。

 

まさにその通りだと思いました。自分が大変な時は、他人の幸せを妬んでしまうことがあるかもしれません。自分が頑張っているのに、周りの人が頑張っていないと嫌な気分になったりもします。

聖書でもこんなエピソードがあります。

 

イエスさまを家に迎えたマリアとマルタという姉妹は対照的でした。マリアはイエスさまの前で話を聞いていました。一方のマルタはせっせと忙しくイエスさまをもてなしていました。マリアが手伝わないことが気になり、なんとイエスさまにも文句を言ってしまいます。

 自分の頑張りを基準にしてしまうと、このように人に苛立ってしまうことがあります。やるのが当然と期待しているからこそ、がっかりしてイライラしてしまうのかもしれません。

ところで、イエスキリストの愛の生き方を自分だけのものにしたいという人は少ないです。良さを知って欲しい、イエスさまを信じて欲しい。こんなことを思う人が多いです。

 

しかし、異性や人間関係に関しては違います。自分だけを見てほしいとなることの方が多いです。

 

 自分を満たそうとする愛と、与えることで他の人を満たそうとする愛があります。どちらも私たちは求めますが、広く伝えたくなる愛の生き方は与える愛です。

自分を満たそうとしても満たしきれません。

 

でも、誰か他の人を満たそうとすると不思議と自分が満たされます。