牧仕ブログ

選ぶ力は知性であり自分を自由にしてくれる

現代において、自由な選択肢はあるのに不自由を感じている人が多くいます。目の前に選択肢があるのに自ら選ぶことが出来ずに、不自由さを感じる人が増えたのではないでしょうか。

選べるのに選べない。

これは過去の私の話でもあります。

辛いのにその環境に居続けることに固執していたことがありました。もう少しがんばろうと思っては耐え忍んでいました。まじめさが裏目に出て、視野はどんどん狭くなっていきました。今はそこから少し解放された気がします。

現代では選ぶ力が必要だと思います。

選ばせず、たった一つの価値観を半強制的に選ばせられることを長年体験してきました。その結果、自ら選ぶことが出来ない苦しさを味わいました。

自ら人生を選ぶ力とは知性だと言えます。

自分で選んだ人生は後悔が少ないです。失敗すらも素晴らしい経験であり成功だと思えます。しかし、人に与えられた道や人生は失敗は少ないかもしれません。でも、退屈であくびがでます。

ここ数ヶ月、多くの方から人生相談を受けていました。話を受け止めて、もっと広い世界があることを共有することをしました。

「真理はあなたたちを自由にする」と聖書にあります。イエスキリストという真理が私たちを自由にしてくれます。

しかし信仰を持ったとしても、目に見えない神さまだからこそ目に見える教えや規則を守ることを優先してしまうことがあります。結果としてさらに不自由になることがあります。

聖書の出エジプト記の中で、目に見えない神様を信じ切ることが出来なかったイスラエルの民たちは金の仔牛の像を作って崇めました。目に見えるものは瞬間的には安心を与えてくれます。しかし、大切な選ぶ力が失われていってしまう気がします。

与えられた自由の中で、神さまを愛し、隣人を愛することが出来たら最高に幸せだと思っています。そして、互いに語り合いながらもっと自由に楽しく生きてほしいなと出会う人に対して願っています。