「人の話は、ただ聞けばいい」だけではない、ヘビーな相談が月に何件かあります。その一つが、家族がカルト宗教にいってしまったという相談です。先日は、4時間近く電話でお話をしました。
話を聞き、整理をし、出来ること、出来ないことを伝えます。ものすごく神経を使う対話です。
こんな時は、自分を回復させる時間が不可欠です。基本的にはあまり対人関係で疲れないのですが、ヘビーな時は少し疲れを感じます。その時にしているのが、人と向き合った時間だけ自分の時間を持つことをします。お風呂に浸かったり、漫画を読んだり、のんびり過ごします。
対人関係の仕事をしている人には何となく参考になるかと思います。他人のために時間を使った分だけ、自分のために時間を使うことです。対人関係で疲れやすい人にもおすすめです。
休むこと、リフレッシュをすることは、ただ体を休めることではありません。体を普段のリズムに戻すために、休むことをします。たくさん話をして、脳が興奮している時は、トーンダウンするために、緩やかに緊張しない関係の人に話をします。私の場合は妻です。その他にも美味しいものを食べて、心を喜ばせることも効果的です。
私は本を読むのが好きなのですが、本そのものよりも、最近はひとり時間を持つために読んでいるのかもしれないと思いました。聖書を読むことも神様に没頭できるので、心と体がリフレッシュします。
上手に自分を回復させる手段を持っていることが、人と関わり続けるコツだと思います。